立ち仕事や座りっぱなしのデスクワークで辛い「足のむくみ」。
夕方頃から足がズ~ンと重くなってくる、あの感じ・・・皆さんも経験があるのではないでしょうか?足が重いと、歩くのはもちろん、何をするのにもおっくうになってしまいますよね(>_<)

むくみのメカニズムと原因を簡単にご説明いたします。

ところで、この「足のむくみ」、一体なぜ起こってしまうのでしょう?ご存知の方もおられるかもしれませんが、今回は、「足のむくみ」のメカニズムとその解消法などについて、簡単にご説明いたします☆彡

足のむくみのメカニズム

普段、当たり前のように「わ~、足がむくんでパンパン・・・」などと言いますが、むくみが起こる仕組みをご存知でしょうか?「足に水分が溜まる(足がむくむ場合)」ということは、何となく分かりますが、じゃあ、なぜ足に水分が溜まるのでしょう??( ゚Д゚)

今回は、そんなところを少しだけ掘り下げて説明してみます。

そもそも「むくみ」って何?

むくみは、別名「浮腫(ふしゅ)」とも言い、体の中の「水分がある場所」が変化した状態と言えます。人間の身体で水分が占める割合は、およそ60%と言われていますが、そのうちの3分の2は細胞の中にあり、残りの3分の1は血液と細胞間質液という細胞の外にあります。

この細胞間質液は、毛細血管から水分と一緒に滲み出した酸素や栄養などを細胞に届け、その細胞の代謝でできた老廃物や二酸化炭素を、水分と一緒に毛細血管に戻すという働きをしています。

むくみと水分には密接な関係があります。

このやり取りの時に、何らかの原因で水分の「滲み出す」と「戻す」のバランスが崩れ、細胞間質液にある水分が増えてしまった状態がいわゆる「むくみ」というものです。

むくみのメカニズムとその原因

むくみのメカニズムは、血管内の水分の量や浸透圧、リンパ管や重力など、様々なものが関係して起こります。そして、どれも結果として細胞間質液に水分が増えている状態です。それらを引き起こす原因を具体的に表すと以下のようになります。

・血管内の水分→飲み物など
・血管内の浸透圧→塩分など
・リンパ管→リンパ節除去、放射線治療などでリンパの流れが停滞する(細胞間質液はリンパ管にも液体を送っているため)。
・重力→長立ちっぱなし、座りっぱなしなど、時間同じ姿勢だと下半身に水分が溜まりやすくなる。

分かりにくいので、さらに具体的な例で説明してみます(・∀・)ノ

  • 例)昨日の夜にジュースやお茶を飲みすぎたせいか、朝起きたら顔や足がむくんでいた

この場合は、ジュースやお茶をたくさん飲んだことで血管内の水分が増え、その分、毛細血管から滲み出す水分も増えたので、残念ながら顔と足がむくんでしまった、と言えるでしょう。

上に挙げた原因以外にも、外的要因で、血管のどこかがせき止められて血圧が上がり、血管から滲み出す水分が増えてむくんでしまう場合もあります。

このブログでもたびたびお伝えしている、「足ぐりのゴムでソケイ部を圧迫していると、巡りが滞ってしまう。」の、詳しい理由がこれなのです。なぜ、私達が、いつも「ゴムが~ゴムが~」と呪文のように言っているのか、お分かりいただければ幸いです(・∀・)

今日からできるむくみ予防

では、むくみが起こらないようにするためには、どうすればいいのでしょうか?
全ての原因を取り除けるわけではありませんが、今日からできるむくみ予防をご紹介しておきます。

適度な水分を摂る。

水分は摂りすぎは禁物ですが、摂らなさすぎもNG。身体が水分不足を察知すると、逆に水分を溜め込んでしまうようになってしまうからだそうです。適度な水分補給を心がけましょう。

塩分を控える。

よく聞く言葉だと思いますが、上でご説明したとおり、浸透圧に関わるためです。塩分を摂りすぎると、水分を溜め込みやすくなってしまうため、出来るだけ控えるようにしましょう。

塩分の摂りすぎは、体に水分を溜め込むことになってしまいます。

長時間同じ姿勢の時は適度に体を動かす。

職場で長時間同じ姿勢の方は、1時間に1回は、軽く体を動かしましょう。立ち仕事の場合は、重心がかかとの中心に来るように立つ、座り仕事の場合は、立ち上がって少し歩くなどするのがおすすめです。

アルコールを控える。

適量なら問題ありませんが、水分と同じで飲みすぎはNGです。アルコールを摂取すると血管が拡張して血管内の水分が多くなるので、むくみやすくなってしまいます。

服や下着などで身体を締め付けない。

せっかくスムーズに血液が流れていても、外から血管を締め付けてしまうと、めぐりが滞ってむくみの原因になってしまいます。特に、大きな血管があるソケイ部などを締め付けると、足がむくみやすくなってしまうので注意しましょう。

POINT

むくみを予防するには

・適度な水分を摂る
・塩分を控える
・長時間同じ姿勢の時は、適度に体を動かす。
・アルコールを控える。
・服や下着などで締め付けない

むくんでしまった時の解消方法

あれこれと対策をしてみても、食生活や体調、環境(立ちっぱなし・座りっぱなし)などでむくんでしまうことはあります。そんな時に、覚えておきたいのがむくみをケアするエクササイズです。

むくみ解消のためには、足を動かすなどのこまめなストレッチがおすすめです。

このエクササイズは、以前こちらの記事でもご紹介しましたが、とっても簡単でどこでもできるので、もう一度ご紹介しておきます♪

むくみをケアする簡単エクササイズ♪
できれば靴を脱いだ状態でするのが◎

1.じゃんけんのグーとパーをするイメージで、足の指にギュッと力を入れて丸め、パッと広げる。

2.座った状態で、ゆっくりとかかとを上げ下げする。ふくらはぎが動いていることを意識するように。

オフィスやお家で、思い出した時にやってみてくださいね(^_-)-☆

多くの女性のお悩みでもある「むくみ」。むくみが起こる原因は人によって違いますが、それらは何らかの「体のサイン」と言っていいかもしれません。
むくんだな、と感じたら、日頃の生活を振り返り、自分の体をいたわる時間を取ってみてください。
そして、適度な運動と睡眠、バランスの良い食事などを心がけて過ごしてみましょう☆彡