心が躍るような新緑の季節。さんさんと降り注ぐ太陽と爽やかな風に誘われて、ぶらり散歩や、行ってみたかったグランピングやバーベキューを楽しむ人もいるのではないでしょうか。
でも!そんな時に気を付けて欲しいのが紫外線。
気づかない間に蓄積され、数年後にはシミやシワの原因になるという、あの光線です。
ちなみに私ことMIYAは、何を隠そう紫外線アレルギー。素肌で10分ほど太陽光に当たるとじんましんができるレベルで、紫外線がどれくらいの強さで、どこにどれくらい当たっているのかを、文字通り肌でひしひしと感じることが出来る体質でもあります。
というわけで今回は、そんな私の体験を生かしつつ、おすすめの紫外線対策をご紹介したいと思います。
なぜ、紫外線でシミ・シワができるのか?
ところでなぜ、紫外線でシミやシワが出来てしまうのでしょうか?
それには、紫外線に含まれる波長の性質が関係しています。
私たちの目では判別が出来ませんが、地上に降り注ぐ紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があり、それらがお肌にダメージを与えることが分かっています。それではまず、紫外線の種類から詳しく見ていきましょう。
お肌の老化を促す紫外線A波(UVA)とB波(UVB)
紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があり、それぞれがお肌にダメージを与えます。
- 紫外線A波(UVA)
- 紫外線B波(UVB)
紫外線A波(UVA)とは?
紫外線A波とも言われるUVAはジワジワタイプ。
お肌の奥まで入り込み、真皮を破壊してハリを失わせ、シワやたるみといった蓄積的なダメージを与えます。また、お肌の中にすでにできているメラニン色素を酸化させて黒くするという、私たちがゾッとするような作用も。
紫外線B波(UVB)
紫外線B波と言われるUVBは、ガツンとタイプ。
短時間でもお肌の表面にダメージを与え、サンバーン(お肌が赤くなるような、日焼けによる炎症)や、サンタン(日焼け後に肌が黒くなる色素沈着)をもたらします。
タイプはちがうものの、どちらの光もお肌にダメージを与えて老化を促し、シミやシワを生み出す原因に。見えない相手だけに、なんだか余計に怖さを感じてしまいますね。
紫外線を長期間浴びることであらわれる「光老化」
上記のダメージに加え、紫外線を長期間浴び続けると「光老化」という肌の老化現象があらわれることがあります。
くっきりとしたシワと、皮膚がゴワゴワと硬くなるのが特徴です。
光老化は、通常の老化と違って、紫外線の照射量に左右されるため、年齢に関わらず若い人でもその影響はあらわれます。
シミ・シワを防ぎ、美肌をキープするためには、やはり紫外線対策は必要不可欠ということでしょう。
これからの季節におすすめの紫外線対策
さて、本題の紫外線対策について!
これからの季節、特に5月~9月頃は、紫外線の量がぐっと多くなる時期でもあるのです。そんな季節に、しっかりお肌をガードする、おすすめの紫外線対策をご紹介してみます。
日頃から対策している方はおさらいのつもりで、もそうでない方は今年の対策の参考にしてみてくださいね!私の超個人的なワンポイントアドバイスつき!
- 1.とにかく紫外線に当たらない
- 2.紫外線対策グッズを活用
- 3.体の内側からも紫外線ケアを
1.とにかく紫外線に当たらない
紫外線を防ぐ方法ですが、何より効果的なのは「当たらないこと」。
これは、私がお医者様に言われた言葉でもあります。
でも、日常生活を送るうえで、それはなかなか難しいですよね。
紫外線に当たることが分かっている時は、何かしらのものでお肌をカバーしてあげましょう。
ちなみに、私の体感では、顔はメイクをしたり帽子をかぶったりすることが多いため、意外に大丈夫だという印象です(ノーメイクの時は要注意!)。
逆に注意したいのは、耳の縁や手の甲、足の甲。
また、背中は、薄手の上着を着ていてもかなり日焼けします。屋外で過ごす時は、できるだけ肌が隠れる服装をして、上着で隠れる部分にも日焼け止めを塗ることをおすすめします。
2.紫外線対策グッズを活用
紫外線対策グッズも数多く出回っていますが、帽子、日傘、ロング手袋、日焼け止めは揃えておきたいところです。
- ①帽子
- ②日傘
- ③ロング手袋
- ④日焼け止め
①帽子
帽子は、つばが広いものがおすすめですが、自転車に乗る場合は風に飛ばされやすいので、帽子用のクリップもあわせて用意しておきましょう!
②日傘
日傘は紫外線を遮る効果が高い黒色がおすすめ。晴雨兼用の折りたたみ式だと持ち歩きに便利です。
③ロング手袋
ロング手袋は、親指を通す穴が開いていて、手の甲から二の腕までをカバーできる長さがおすすめ。接触冷感素材のものだと、ひんやりとして気持ちよく使えますよ。私は主に、車を運転する時の日焼け対策用として使っています♪
④日焼け止め
日焼け止めについては、今回は詳しくご紹介しませんが、自分のお肌に合ったものを状況に応じて使い分けるといいですよ。
3.体の内側からも紫外線ケアを
紫外線対策は、体の表面だけでなく、内側からも行うことが出来ます。
抗酸化作用を持つビタミンCやポリフェノール、代謝を促すビタミンB群などは、美肌作りには欠かせない栄養素です。
これらの栄養素は食べ物から摂取するのが好ましいですが、サプリメントの力を借りてみるのも良いでしょう。
- ビタミンCが多く含まれる食品
パプリカ、ブロッコリー、ゴーヤ、キウイなど - ポリフェノールが多く含まれる食品
ブルーベリー(アントシアニン)、チョコレート(カカオポリフェノール)、緑茶(カテキン)など - ビタミンB群が多く含まれる食品
豚肉(ビタミンB1)、豚レバー(ビタミンB2)、カツオ(ビタミンB6)、牡蠣(ビタミン12)など
晴れやかな空の下、まんべんなく降り注いでくる紫外線に対抗するには、私達もあの手この手を尽くさなくてはいけません!
夏の終わりに後悔しないためにも、今回ご紹介した内容を参考にしながら、しっかり対策してみてくださいね☆彡