こんにちは、スタッフのMAKIです!
だんだん日差しがキツくなりはじめましたね。
もう少し、気候の良い春を楽しみたかったな…と思ってしまいますが、子どもたちは虫取りに水遊びに、イキイキと外に飛び出していきます。
付き添いの母は皆、必死で日陰を探し、夕方にはくたくたです。(笑)
オムツを使わない育児
突然ですが、皆さん「おむつなし育児」や「ふんどし育児」ってご存知ですか?
私の周りには実際に実践されている方は居ないのですが、ここ数年増加傾向にあるようです。
2年ほど前に、当ブログでも記事を書いております。
↓記事はコチラ
おむつなし育児に続く、今ふんどし育児がアツい!
おむつに慣れてしまう前に、排泄はおまるやトイレでするものだと、学習させるのがおむつなし育児なんですね。
赤ちゃん自身が、自分で排泄のタイミングに気付く時期も、オムツよりもぐんと早くなりそうです。
でもすっぽんぽんで過ごさせることや、排泄に失敗しても大丈夫な部屋作りも少し難しそう?なんて思ってしまいます。
そういえば、おむつ離れは1歳までに、という国もあります。
国際結婚をされた奥様は、ご主人の出身国の方針に合わせ、0歳の頃からトイレトレーニングをしていたそうです。
「確かにオムツ代はバカにならないし、おむつでかぶれることもなく、メリットはたくさんあるんだけどね…大変だったよ (苦笑)」と話していました。
布おむつ
私は、息子がひとりおりますが、私のズボラな性格もあり、使ってポイの紙オムツのみで育てました。
ですが、息子は肌があまり強くなく、なるべくこまめに交換をしていましたが、オムツかぶれはもちろん、股部分のスレも気になっていました。
周りには、家の中だけ布おむつを使っているよ、というママもいて、ずっと気になってはいましたが、過去記事にもあるように「大変そう」「洗濯物が増える」等のマイナスイメージでなかなか手を出せませんでした。
でも、下着のムレや締め付け、またそれらによる様々な影響は、大人だけでなく、子どもにも起こること。
今となっては、もう少し気を遣うべきだったかな?なんて思っています。
その点、布オムツは、紙オムツと違って通気性が良いので蒸れにくく、赤ちゃんの肌に優しいですよね。オムツの取替回数も増えるのでコミュニケーションにもなり、取替も実は簡単なんですね。
そして最近は、とっても可愛い布おむつカバーもたくさん出ていますよね♪
紙オムツ
紙オムツに使用される給水材や伸縮材等はすべて原材料が石油です。
これらはもちろんオムツの内部の素材のため、直接お肌に触れることはありません。
しかし、漏れを防ぐために伸縮性を向上させ、紙オムツは赤ちゃんのお肌にぴったりとくっつきます。
吸水性が向上したことで、長時間の着用が可能となり、熱のこもりやムレはどうしても起こりうる問題となっています。
では、直接お肌に触れる部分の素材はどうなのでしょう?
今はコットンを使用したものも出ていますが、まだ一部の商品で、他よりもお高くなっていますね。
一般的な紙オムツの表面部分は、製品を綺麗に仕上げるため、塩素系漂白剤で漂白をしています。この不織布、漂白後に洗い流すことはありません。
ですので、有害物質が直接赤ちゃんのお肌に触れ、そこでムレが起こってしまうと、残留していた塩素系漂白剤がお肌を刺激してしまいます。
また、塩素は皮膚を通して吸収されてしまうそう。
吸水性の高い紙オムツで、何回おしっこをしてもサラサラ感が続くからといって、長時間の着用をさせるのも良くはないようですね。
とはいえ、やっぱり紙オムツは楽だし、外出時は安心。
外出時や寝ているときなどは紙オムツ、自宅に居る時は布オムツ、といったように臨機応変に対応するのも良いかもしれません。
ふんどし育児
ふんどし育児っていっても・・・
赤ちゃん用のふんどしなんて売ってるの?
と思われますよね。
実は、長い布と紐やおむつバンドさえあれば簡単にできます。
- 布を股で挟んで、お腹のところを紐やおむつバンドでとめるだけ
つけるのも外すのも簡単でおむつ替えが非常に簡単です。
布おむつはカバーが必要となりますが、こちらは不要。おむつ替えはもちろん楽で、排泄にすぐ気付いて替えてあげられます。
また、脚の付け根部分を締め付けないので、リンパの流れや血流が良くなります。締め付けがないと、お子さんも動きやすいですよね♪
「締め付けない=漏れる」なのでは?
「締め付けない=漏れる」なのでは?と思った方…もちろんそうです。
完全にはキャッチしてくれませんが、「割と大丈夫」と、実践された片は仰っています。
隙間があるため、大便も潰れず、汚れもつきにくいんだとか。外出時は布オムツでカバーをしたりと工夫次第で続けらそうですね♪
ふんどし育児は布おむつとおむつなし育児の良いとこどり
ちなみにシーピーススタッフの子どもたちは皆履いており、すっかりお気に入りです。(デビューはそれぞれ、幼稚園児~小学校低学年)
太ももの付け根部分の締め付けがないので、男の子は布を少しずらすだけでおしっこが出来、それもお気に入りのポイントになっているようです♪
さいごに
今回色々と調べていく中で、こんな話を聞きました。
「赤ちゃんは、本当は、もともとおむつの中におしっこやうんちをしたくない、おむつの外にしたいという感覚を持っているんです。
大人と同じように、服の中に排泄をしたら気持ち悪いという感覚があるのだけど、おむつをつけ続けることでそれに慣れてしまうんです(大人がその感覚を殺してしまう)。
だから、大きくなってから苦労してトイレトレーニングをして、わざわざ手放した感覚を取り戻させなければならないんです。」
赤ちゃんって、小さいうちは、おしっこやウンチででオムツが濡れると機嫌が悪くなったり泣いたりしますよね。
それなのに、成長するにつれてオムツがパンパンになるまで平気で遊ぶようになる。
それって実は、とても大切な感覚をなくしてしまっていたんですね。
布オムツや紙オムツを上手く使いながら、赤ちゃんのお肌や感覚を守っていきたいものですね。