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あなたの髪、夏の紫外線や乾燥で傷んでませんか?自宅でできる簡単ヘアケア!

こんにちは、MAKIです♪

 

夏休みが終わり、2週続きの連休も終わり、やっと通常の生活が戻ってくる!と、ホッとしているママも多いのではないでしょうか。

ホッとひと息ついたとき、自分のケアに目を向けてみませんか?

最近、私はふと鏡にうつる自分の髪が気になって仕方がありません。

なんだか以前よりもまとまりが悪く、艶がなくなったように感じます。

夏の紫外線や乾燥によって刺激を受けているのはお肌だけではありません。

髪の毛だって痛んでいるんですよね。

髪のダメージケア

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近年、髪のダメージにも注目は集まり、髪専用の日焼け止めスプレーなども発売されていますね。

美容院では必ず目にするようになりました。

髪質改善・維持のために美容院でのケアを受けることもひとつですが、なかなかそこまでは…という方も多いかと思います。

実際、私も髪質はなんとかしたいけれど、ケアの施術に頻繁に通うのは、時間的にも金銭的にも厳しい。

それに、お風呂上りも子どものことを優先して時間をとるので、自然乾燥の日もあるくらい。そんな私が…と、気後れする部分もあります(*_*;

そんな方のため、自宅でできる、日々のケアを紹介します♪

食事

お肌でもなんでも、「カラダの改善」となると、やはり内側からのケアが大切になります。

中でも食事は全身の栄養分になるため、ちょっとした心掛けで髪の状態も良くなります。

改善目的によって必要な栄養はかわってきますが、髪質のために必要な栄養分は主に3つと言われます。

①タンパク質

髪の主成分はタンパク質だそうで、タンパク質の補給を怠らないことが大切なんです。

たんぱく質は髪だけでなく、身体にとっても大切なもの。

ではどれくらいのタンパク質を補給すればいいのでしょうか?

専門家によると、1日に摂取したいタンパク質の量は「体重×1g」だと言います。

体重50kgの場合、「50×1g」で、50gです。

毎回の食事にタンパク質の多い食材をプラスすることで、摂取するのに難しい量ではありません。意識していきたいところですね。

どんなに外側からのケアを頑張っても、髪の原料であるタンパク質が不足していれば良い髪はつくられません。
タンパク質を多く含む食材は過去にも紹介していますが、鶏肉、魚、卵、豆などがあります。

②脂質

続いて大切だと言われるのは脂質です。

髪の毛の成長には、女性ホルモンの働きが大切になります。そして、その女性ホルモンを作り出すのに重要なのが「脂質」なのです。

脂質と聞くと、女性には抵抗感があるかもしれませんが、無理なダイエットで脂質を控えてしまうと、髪まで痩せ細ってしまいます。

実は脂質は肥満にほとんど影響を与えません。ですから、美しい髪を手に入れるためにも、適度な摂取を心掛けたいですね。

脂質は、オリーブ油やえごま油、バターなどに多く含まれます。調理の味付けにも使えるものなので、意識することで手軽に取り入れることができますよ♪

③ミネラル

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髪の構成成分として、上記したタンパク質が80%~90%を占めています。

そして、残りの10%〜20%はミネラル。銅、亜鉛、セレニウムなどのミネラル成分で構成されているので、とても大切な成分なのです。

ミネラルと聞いて思い浮かぶのは…塩?…ミネラル麦茶?(笑)

知識がなさすぎるので、調べてみました!

そこで気になったのが、ココアです。

これから寒くなる季節にピッタリの飲み物。夏場はアイスココアを楽しまれる方も多いですね。

実はココアには、タンパク質と脂質以外の髪に必要な栄養素が揃って含まれているんだそうで、髪にとってはこれ以上ない飲み物なんです!

というのも、ココアの主成分のカカオ豆には、髪に必要なミネラル成分である亜鉛、鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウム、そして銅も豊富に含まれています。

ココアはカフェインの含有量が少ないので、妊娠中の方やお子さまの飲み物としても良いですね♪もちろんリラックスタイムのお供にも。

 

何か暖まるものが飲みたいな、と思ったときにぜひ思い出して頂きたいです。

美しさは髪から

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「美しい女性」「若々しい女性」「しなやかな女性」「艶っぽい女性」・・・

などなど、「あの人綺麗だな」と思う方は皆、髪が綺麗です。

髪にハリ艶があり、ふわっと空気を含んでいる。そんな髪に憧れます。

メイクや洋服のコーディネートではごまかすことのできない美しさを、髪は演出してくれるんです。

・毎朝髪を100回ブラッシングする

・髪を洗う前に1~2分マッサージをしながらお湯洗いを行う

・シャンプーリンスの洗い残しを無くす

・お風呂から出たらすぐに髪を完全に乾かす

・目指す髪に合わせた洗浄剤を選ぶ

など、様々なケア方法があります。自分に出来る、自分に合った方法を見つけて実践していきましょう。

内外ともに意識を高めて、冬の乾燥にも負けない綺麗な髪を目指したいですね♪

薬膳連載:第二弾!気軽に始める薬膳!季節の薬膳茶を紹介☆

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こんにちは、MAKIです♪

秋を感じることが増えてきたこの頃。皆さまいかがお過ごしですか?

昨日は秋の月夜。お団子は食べられましたか?

我が家はというと・・・

台風の影響などもあり、なかなか通常運営に戻らなかった生活が少しずつ落ち着きを取り戻し始めたかな、と思った矢先、息子の発熱。

からの主人の発熱。

そしてやっぱりもらいますよね、私の発熱。

家族で油断しすぎていました~( ;∀;)

そのうえ連休も多く、生活リズムが整わないと、いろいろといまくいきませんね”(-“”-)”

夏休みって、終わったっけ??(笑)

と、そんなこんなでお月見、すっっっかり忘れてしまっていました!(涙)

さてさて、我が家の話はここまでにして、前回お話させて頂きました「薬膳」について、もう少し掘り下げていきたいな~と思い、関連情報を何回かに分けてお届けいたします★

本日は、「薬膳茶」について★

手軽にはじめる薬膳のススメ

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「薬膳を気軽に楽しみたいけど、よくわからない…」

そんな方におすすめしたいのが薬膳茶

最近では簡単に手に入りやすくなっており、気軽に楽しめるものとなっています。

そこでこの記事では、季節に合わせた薬膳茶についてご紹介していきたいと思います♪

季節に合わせた薬膳茶
  • 1.春の薬膳茶
  • 2.梅雨の薬膳茶
  • 3.夏の薬膳茶
  • 4.秋の薬膳茶
  • 5.冬の薬膳茶

1.春の薬膳茶

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積もった雪が次第に溶け始め、ポカポカな陽気になる春。とは言いつつも、まだ肌寒さを感じる季節でもありますよね。

五臓六腑でいえば、肝臓や胆のうが当てはまります。

(詳しくは過去記事をご覧ください

https://sheepeace.com/hp/%E6%9C%80%E8%BF%91%E8%A9%B1%E9%A1%8C%E3%81%AE%E3%80%8C%E8%96%AC%E8%86%B3%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%E8%96%AC%E8%86%B3%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E3%80%82%E8%BA%AB )

春に合う薬膳茶には、以下のものがあります。

ジャスミン茶

ジャスミン茶といえば、中国や台湾をイメージされる方が多いと思います。日本では、ジャスミン茶で馴染み深いのは沖縄県のさんぴん茶。旅行中に飲まれる方も多いのではないでしょうか。

ジャスミン茶は「マツリカ」というお花と緑茶を混ぜて作ったもので、上品な香りがして個人的には好きなお茶の1つです。ここ数年でコンビニにも置かれるようになったくらい、全国的にも定番アイテムのひとつになりつつありますね。

ビタミンC、E、ミネラルが豊富で、ダイエットや美容、整腸作用等まで期待できます。実は口臭や体臭の予防にもなると言われているので、気になる方は一度試してみてくださいね♪

玄米大棗茶

日本人に馴染み深い玄米と、砂糖の変わりになる甘い味わいの棗を一緒にしたお茶が「玄米大棗茶」。

玄米大棗茶の棗にはマグネシウムやカリウム、鉄分が豊富に含まれており、玄米にはビタミンBやビタミンE、カルシウムが豊富に含まれています。

若い女性は鉄分が欠乏しやすく、ご高齢の方はカルシウムが欠乏しやすい傾向にあるので、専門家に聞いた際にこういったものを勧められたら是非飲んでみてくださいね。

POINT

【ジャスミン茶】ダイエット・美容、整腸作用、口臭、体臭の予防

【玄米大棗茶】鉄分、カルシウムを補うのにおすすめ

2.梅雨の薬膳茶

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ポカポカな陽気が過ぎ去ったら、湿った空気が流れ込み、梅雨がはじまります。

この梅雨の時期は五臓六腑でいえば、脾臓や胃が当てはまります。

梅雨に合う薬膳茶ご紹介していきます。

烏龍茶

ウーロン茶は非常にメジャーな飲み物で日本人なら知らない人はいないのではないでしょうか?それほど「お茶」といえば連想しやすい飲み物ですよね。

このウーロン茶は半発酵茶で「平性」という性質を持っています。

平性」とは、東洋医学で涼・寒性、温・熱性のいずれでもないものとされ、穏やかな性質を持ち、滋養強壮に効果あるもののことを言います。元気をつけるのに良いお茶ですね。

とうもろこし茶

夏といえばとうもろこし。韓国などではコーン茶として親しまれています。

ホットでもアイスでも美味しく、甘みを感じるお茶であり、カフェインが入っていないので、お子さまにも飲みやすくてオススメです♪

コーン茶には鉄分がとても豊富に含まれており、カリウム、ミネラル、食物繊維にビタミン…と、栄養がたくさん!お水代わりにゴクゴク飲みたいですね♪

POINT

【烏龍茶】元気をつけるのに良いお茶

【とうもろこし茶】カリウム、ミネラル、食物繊維、ビタミンなど栄養が豊富

3.夏の薬膳茶

太陽の日差しが最も強くでる夏。体内にも熱がこもりやすい時期ですよね。

この夏の時期は五臓六腑でいえば、心臓や小腸が当てはまります。

夏に合う薬膳茶はコチラ。

緑茶

日頃から飲んでいる緑茶も薬膳茶の一種なんです。意外でしたか?とっても身近に感じられますね。

中国で最も飲まれているのは緑茶と言われており、ご存じの方も多いかと思いますが、緑茶にはカテキンが豊富に含まれています。

カテキンには強い殺菌効果があり、インフルエンザ菌やサルモネラ菌など、多くの菌をやっつけてくれます!また、脂肪燃焼の助けとなりダイエットになる、豊富なビタミン群で美肌になる等、近年は美容への効果も期待されています!

二麦茶

大麦と小麦の2つの麦を利用して飲むお茶。

夏によく飲む「麦茶」は大麦のみを使用しており、この二条麦とは材料が異なります。

POINT

【緑茶】強い殺菌効果のカテキンを含む。脂肪燃焼、美容への効果も

4.秋の薬膳茶

お盆を過ぎたあたりから、夏の暑さがやわらぎ、秋の香りがしてきます。過ごしやすい気候に変わってくるなかで、お茶も秋の涼しさに合うお茶を選んでいきたいですね。

秋は五臓六腑でいえば、肺と大腸が当てはまります。

以下は、秋に合う薬膳茶。

いちじく茶

いちじくの旬は5月~11月頃。

秋は旬の時期なので栄養価が豊富ですが、このいちじく茶はそのまま使用せずにいちじくを炒って粉状にしてから使用します。

いちじくにはペクチンやカリウム、カルシム、鉄分が豊富に含まれています。

鉄観音茶

このお茶はウーロン茶の仲間で、個性的ですがフルーティーな風味を持つお茶で、女性によく好まれます。

このお茶は、烏龍茶ポリフェノールの含有量が多く脂肪排泄作用があり、 抗酸化作用で老化の進行を抑えてくれるんです。

POINT

【いちじく茶】ペクチン、カリウム、カルシム、鉄分が豊富

【鉄観音茶】脂肪排泄作用、抗酸化作用で老化の進化を抑える効果

5.冬の薬膳茶

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秋のような過ごしやすい空気からひやっと寒さを感じさせる冬。暖かい上着を着ても本格的に寒いと身震いをすることがありますよね。

この冬の時期は五臓六腑でいえば、腎臓や膀胱が当てはまります。

冬に合う薬膳茶を紹介していきますね。

プーアル茶

脂肪吸収を抑える働きがあるため、ダイエット効果が期待できる、と女性に注目を浴びているプーアル茶。

ダイエットだけでなく、生活習慣病の予防、むくみや冷えの予防解消、アンチエイジング効果等、様々な効果が期待できる、強い味方のお茶なんです!

発酵により、茶葉は黒といった暗い色に近いです。抽出されたお茶の色は褐黄色になります。

生姜くるみ茶

薬膳でよく用いられる生姜。この生姜と人の脳みそのような形をしているクルミを合わせた飲み物。

生姜の皮があるとないとでは性質が異なると言われています。

生姜の皮には、食物繊維やポリフェノールなど実はとっても豊富な栄養が含まれています

そして有名な「シンゲオール(ショウガオール)」。体を温めてくれる成分は、実は皮に多く含まれているんです。香りが最も強いのも皮と実の間。お茶として飲むときには、ぜひ皮ごと使用しているものを選びたいですね。

POINT

【プーアル茶】脂肪吸収を抑える働きがある

【生姜くるみ茶】食物繊維やポリフェノールが豊富

まとめ

これまで五季にあったお茶についてご紹介させていただきました。

季節によって空気の乾燥具合や気温が異なってくるので、その時々に合わせた飲み物を摂っていきたいですね!

また季節だけでなく人それぞれの体質があります。夏の暑さのなか「寒い」と感じる人と「暑い」と感じる人。自身の体質と相談することも大切です。

自分自身に何が合うのか、細かい内容については漢方などの専門家に相談してみてくださいね。薬局や漢方薬局にいる薬剤師、東洋医学に精通している医師などが専門家になります。

自信の体質を知り、季節のものを最もおいしい時期、つまり旬の間に摂っていきたいですね♪

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こんにちは、MAKIです♪

不安定なお天気の影響もあり、随分涼しくなったかと思いきや、日が出るとやっぱりまだまだ暑いですね。

だけど朝晩の風は冷たくなってきたので、体調管理に気を付けていきたいところです。

さて!現在当店では、定番アイテムもっこふんどしのお得なキャンペーンを実施しております♪

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最近話題の「薬膳」とは?薬膳の基本まとめ。身近なもので気軽手軽に取り入れよう!

こんにちは、MAKIです♪

地震に続き、大きな台風がありましたね。

街にはまだまだ台風の爪痕が残っており、災害の恐ろしさを感じずにはいられません。

私の自宅も、停電、断水。前日はシャワーで済ませていたため、水も溜めておらず…。

小さい子どもが居るため、雨風が弱まったタイミングで実家へ避難しました。

「隣のマンションは何事も無かったのに」

「道を挟んだ向こう側はどこも灯りがついているのに」

と、本当に点々と停電や断水が起こっていたようですね。

本来「避難所」となる公共施設が停電・断水。こういったことが起こることも想定し、日ごろからの備えを整えなおそうと強く思いました。

現在は防災グッズも売り切れているものも多かったりしますが、スーパー等では目立つ場所に置いてあったりもするので、まだ台風が来る可能性もあるこの季節、少しでも準備をしておきたいですね。

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さて、ここからは本日の本題!

ここ数年の健康ブーム、あれこれと様々な健康法が出てきており、気になっている人も多いのではないでしょうか?

運動や食事はもちろん、よく耳にするようになったのが、「薬膳」。

でもこの薬膳、身体に良いらしいけど、一体どんなものなの?薬の一種なの?

今回は、薬膳について簡単に解説していきます。

薬膳とは

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薬膳」とは、“健康促進や病気予防、回復のために食材と生薬(「しょうやく」または「きぐすり」)を効果的に組み合わせた食事”のことをいいます。

引用文献:「マンガと図解 これからの東洋医学 理論、診断法、漢方、鍼灸、薬膳から新たな統合医療まで」川嶋郎監修(日本文芸社)

※生薬とは自然界に存在し、精製していない薬の総称。

生薬の販売方法によって「薬」なのか「食品」なのかで扱いが変わります。食品扱いの生薬、例えば生姜などを薬膳に取り入れるという前提で執筆しています。

その人の体調や体質などに合わせて作る、それが薬膳です。

薬膳の材料

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薬膳の材料として利用されるのは以下のものなどがあります。

・野菜 ・果物 ・木の実 ・薬草

これらの食材や生薬はそれぞれ五行に当てはめることができます。

五行にはそれぞれ以下のような五臓六腑や五味などが当てはまります。

五行
五臓

六腑(三焦はずす)

五味

季節

肝臓

胆のう

酸味

心臓

小腸

苦味

脾臓

甘味

長夏(梅雨)

大腸

辛味

腎臓

膀胱

鹹味

それぞれ五行にあてはまる食材についてご紹介していきますね。

1 食材

五行は上記の章の表に記載しているように五味や季節も関係してきます。

それぞれ五行に当てはめると以下のような食材があるので参考にしてみてくださいね。

菜の花

セロリ

きくらげ

ハトムギ

ナツメ

とうもろこし

あずき

たまねぎ

レモン

れんこん

マツの実

くわの実

フェンネル

くるみ

唐辛子

上記でご紹介したものだけではなく、他にも多くの食事があります。

2 茶葉

薬膳に利用する茶葉には以下のような種類があります。

・発酵茶(紅茶):酵素を最大限に働かせたあと、加熱して酵素の働きを止める。

・半発酵茶(ウーロン茶):少し酵素を働かせたあと、加熱して酵素の働きを止める。

・不発酵茶(緑茶):できるだけはやく加熱して酵素の働きを止める。

それぞれの違いは「発酵の具合」で、発酵を止める役割は加熱です。

3 中薬

中薬はおいしくて効能があるもので、生薬などの材料になるものを指します。

生薬の中でも「食材・中薬」として使えるものを「食薬」といいます。

中薬は漢方薬局や大手スーパーでも手に入ります。

ご購入の際は、薬剤師などの専門家にご相談ください。

五気六味

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すべての食材には五気(寒性、涼性、平性、温性、熱性)と六味(酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味、淡味)があり、それぞれ異なる性質を持っています。

この五気六味を上手に使いこなして、私たちは身体のバランスをとっていきます。

西洋医学では「加熱するとタンパク質の変性が生じる」といわれ栄養が損なわれる可能性について謳われています。

しかし東洋医学でいわれている「五気六味」は加熱や味付けしても基本手な性質は変わらないと言われています。

東洋医学と西洋医学の考え方はそれぞれ違うんです。

1 五気(寒性、涼性、平性、温性、熱性)

五気の特徴について

寒性 身体の熱をとりのぞく。身体を冷やす作用。
涼性 身体の熱をとりのぞく。身体を冷やす作用。
平性 常食に向いている比較的穏やかな作用。
温性 身体を温める作用。
熱性 身体を温める作用。

2 五味(酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味)

五味の食材について

酸味 梅干し、レモン、トマト、酢など
苦味 緑茶、レタス、ニガウリ、ごぼう、アロエなど
甘味 人参、豆腐、穀類、豆類、イモ類など
辛味 しょうが、にんにく、玉ねぎ、らっきょうなど
鹹(かんみ)味 昆布などの海藻類、塩など

五気五味に対応する薬膳茶

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続いては、簡単に取り入れることが可能な薬膳茶をご紹介します!

五気五味は季節に対応しており、五季である、春、梅雨、夏、秋、冬にあった薬膳茶は以下のものがあります。

ジャスミン茶、玄米大棗茶、菊花葛根茶など
梅雨 ウーロン茶、とうもろこし茶、豆茶など
緑茶、二麦茶、双葉茶など
いちじく茶、鉄観音茶、松の実梅茶など
プーアル茶、肉桂紅茶、栗山芋茶など

上記以外にも季節に応じた薬膳茶がありますので、ご興味のある方はぜひ調べてみてくださいね♪

まとめ

この記事では「薬膳」について紹介させて頂きました。

最初は薬膳って聞くと難しいところがあるかもしれませんが、私たちが1年を通して感じている「季節」、「五味」や「五気」などの五感で感じ取れるものが対応する、と考えると、身近なもので取り入れやすいものです。

「季節に対応している食べ物や飲み物って何があるかな?」「今の身体に合っているものはどんな食べ物かな?」を日々考えて過ごすことでスッと入ってくるので、できることからはじめてみてください♪