フラワーエッセンスを用いた自然療法士として女性の様々な悩みに寄り添い、心と身体の健康を支援されている、シーピース公式アンバサダーの花音マリアさんにお話を伺いました。
女性はホルモンバランスの変化など、心身のゆらぎが多く、暮らしに大きく影響します。そんな女性にとって、ストレスを溜めない暮らしのヒントが詰まったインタビューになっています。
Q.「フラワーエッセンス」とはどのようなものでしょうか
A.簡単に言うと、お花の朝露です。
フラワーエッセンスは自然療法のひとつですが、アロマやハーブのように香りはありません。
まだ西洋の薬がなかった頃、人は、植物や薬草を薬代わりにしていました。
実際に、オーストリアの原住民アボリジニや、密教のお坊さんなども、花の朝露を飲んでいました。
アボリジニの方達は、心身の不調を感じると、森の茂みに入っていき、お気に入りの花の前で、何時間も瞑想したり、朝露を飲んだりしたそうです。
現代の私たちが、森の茂みに入って何時間も過ごす事は難しいため、現代版に進化したものがフラワーエッセンスです。
日本ではまだあまり認知されていないのですが、海外では、一般の病院や、精神科、接骨院(フラワーエッセンス入りの痛みをケアするクリーム等)なでも使われています。
フラワーエッセンスが最初に作られたのはイギリスですが、イギリス王室でも昔からスピーチ前の緊張をほぐす為に、フラワーエッセンスを飲用するなど、フラワーエッセンスが浸透しているのは有名な話です。
私達の身体も70〜80%は水でできている為、フラワーエッセンス入りの良質な水を体内に取り入れることで、様々な良い変化を感じることができます。
Q. 「フラワーエッセンス」は、どのように生活に取り入れるのでしょうか。
A.飲用します。
基本的には、カフェインの入っていない、ミネラルウォーターや、ハーブティー等に数滴落として、飲用してもらいます。
スプレータイプや、フラワーエッセンス入りのクリームなどもあります。
ホルモンバランスや女性性をテーマにしたフラワーエッセンスも種類が豊富な為、取り入れてみるのも良いと思います。
副作用も無いため、現在使用されているお薬との併用も可能で、赤ちゃんから妊婦さん、ペットや植物に至るまで幅広く利用頂けます。
フラワーエッセンスは自分に必要なものを直感で選んでもらっても、もちろん良いですが、興味があるけれど、使い方や、取り入れ方が分からないという方は、ファーストステップとして、プロのカウンセラーに、相談し、自分の状態にあったオリジナルのエッセンスを作ってもらうのが良いでしょう。
ここでおすすめのフラワーエッセンスを少し紹介しますね。
オーストリアンブッシュフラワーエッセンスから出ている、『ウーマン』というフラワーエッセンスが、女性特有のお悩みや、ホルモンバランスなどに特化したエッセンスで、複数のエッセンスを、すでにブレンドしてあるもので、女性におすすめです。
また『シーオウク』とうエッセンスも、不妊や、PMS、月経困難症、更年期などにおすすめです。
『シーオウク』は、実際にオーストリアで不妊に悩む女性のうち、エッセンスを服用することで、70%の方が妊娠したという臨床結果も出ているものです。
Q.身体の変化にどのように向き合っていらっしゃいますか?
A.運動・冷え対策・食事を大切にしています。
ホルモンバランスを整える、フラワーエッセンスを生活に取り入れる、また少なくとも1日1時間は、身体を動かす時間をとるようにしています。
心と身体は繋がっているので、適度な運動が習慣化されると、自然と心もhappyになり、ホルモンバランスも安定します。
過去には生理痛が重い時期もありましたが、現在はPMSや月経不順などは特に無く、2日目でも普段通り過ごせています。自然治癒派なので、鎮痛剤は基本的に飲みません。
それと基本ですが、下半身を冷やさないことです。
冷えは、免疫力の低下、ホルモンバランスの乱れ、月経不順など、様々な不調に繋がってしまうので、シーピースさんのような締め付けない下着を身につけたり、冬場はきちんとお尻まで隠れるアウターを着たり…。
お洒落も楽しみたいですが、年々お洒落よりも暖かさを優先するようになっています。
スムージーが好きで夏場の朝食はスムージーですが、冬場はスムージーや、生野菜など身体を冷やす食品は、あまり摂らないようにもしています。
幼い頃から東洋医学にお世話になっていて、漢方医さんから、体質改善や、生理痛改善の漢方薬を処方して頂いていた時期もあります。
東洋医学では、『生理痛は無いのが当たり前』と言われているそうなので、生理を健康のバロメーターにして、生理痛が無い状態が普通という身体の状態にしていたいなと思っています。
Q. 様々なセルフケア法に精通されていますが、手軽に始められるオススメのセルフケアはありますか?
A.普段使用しているアイテムをちょっと変えるだけのセルフケアもおすすめです。
締め付けない下着を使用して身体を緩めてあげること、またそれに加えて、ナプキンやタンポンなど生理用品をオーガニックコットンのものや、布ナプキンに変えるのもおすすめです。
以前何かの記事で見た統計グラフによれば、ナプキンに漂白剤を使用して白くした再生紙が使われるようになった年から、世界的に見ても、子宮疾患にかかる女性の割合が右肩上がりしているそうです。
便利なものが沢山開発されて、時代の進化によって沢山の恩恵を受けているのは確かですが、今はそれに伴う環境汚染などにも、目を向けていきたいと考えています。
オーガニックコットンを使った使い捨てナプキンも少しずつ種類が増えてきているので、おすすめです。
Q.毎日頑張りすぎてしまう女性へ、メッセージをお願いします。
A. ストレスを感じないためにも、常に体を『緩ませる』ことを意識しましょう。
カウンセリングでも、頑張りすぎて体調を崩したり、一杯一杯になってしまう女性にいつもお伝えしますが、男性の体のしくみと、女性の体のしくみは全然違います。
女性は、1ヶ月のうち、生理が終わった後の1週間だけが、心身ともに絶好調なキラキラ期で、それ以外は、生理や、PMS、排卵期等何かしら不調を感じているといいます。
それに対して、ホルモンバランスのゆらぎを感じにくい男性は、1ヶ月が全て女性のキラキラ期のような感覚なんだそうです。
男性と肩を並べて、働ける『男女平等』な世の中になったことは、素晴らしいですが、『女性であること』を大切にして、無理をしすぎず、自分自身を労わって下さいね。
シーピースさんの締め付けない下着で身体を緩ませることも、やはりおすすめですよ。