

こんにちは、スタッフのMAKIです!
先日エレベーターに乗った瞬間、「ウッ」となるものを感じました。
そう「ニオイ」です。
恐らく前に乗った方の残り香でしょう。香水のキツイ臭いも苦手ですが、汗の臭いもまた辛いものがありますね。
寒くなると服を着込み、結果、汗をかいて悪臭を感じる。そんな経験ありませんか?
私はアリアリです・・・もちろん自分にも。
そこで、臭いを軽減し、一日を快適に過ごすためのポイントをまとめました☆
気になるニオイは実は・・・
あなたの体臭は気にならない?と聞かれて、ドキッとした方。
汗をかいては、臭いを気にしてストレスが溜まる日々ですよね。
それでも、臭いをいつも気にしていたからか、きつい臭いの日と、ほとんど臭わない日があることに気がつきました。
一体何が違うのか。
答えは、服の種類。
そう、服の素材で臭いが変わるんです!
毎日着る服を変えて実験してみました☆
実験した結果、異臭を放つのは化学繊維。
- ポリエステル
- ナイロン
- アクリル
- ポリウレタン
逆に異臭を放ちにくい素材は天然素材。
- 綿
- 麻
- コットン
- シルク
これまでの記事でも何度か出てきている「天然繊維」「化学繊維」というワード。
改めて、化学繊維と天然素材について詳しくみていきましょう!
臭いのもととなる化学繊維と天然素材の違い
ポリエステルやアクリル、ナイロン、ポリウレタンの化学繊維は汗のような水分を吸収する性質がほとんどありません。
雑菌は繁殖し、臭いもこもっていきます。
また、化学繊維の素材はニオイが一度つくとなかなか取れないので非常に厄介です。
臭いの元となる菌が繁殖するのは衣類。
化学繊維のような汗を吸収しない衣類を着ていると、菌が蓄積されていきます。
菌が蓄積された服は臭いを解き放ち、空気中に漂いはじめます。この空気中に臭いが解き放たれた状態を「臭い」と感じます。
綿や麻、コットン、ウール、シルクの天然素材は汗だけでなく臭いも吸着してくれるので、空気中にもれないのです。
臭いが気になる方は、天然素材の衣類を着ることをオススメします。
それに、これらは保温効果のある素材なので、身体が発した熱を利用して暖かさを保ちます。更に吸汗発汗に優れているので、ムレや臭いが気にならないのです。
ニットの中に綿のシャツを着る、暖かいインナーもなるべく綿素材のものを選ぶ。(個人的には無印良品の綿100%のインナーがオススメ。冬でも暖かいです。)
臭いを放つ犯人は!?
普段の生活をしていると、カラダから汗が出てきます。
多汗症の人はよく脇汗をかいていますよね。
みんなかく汗は同じはずなのに、どうしてこんなに差があるのでしょう?
実は人には、2種類の汗腺があり、それぞれの汗腺から、違った成分の汗が出ているんです。
その汗腺とは…
- エクリン腺
- アポクリン腺
では、この2つはいったい何が違うのでしょうか?
エクリン腺
まずはエクリン腺
エクリン腺は、ほとんど全身の肌に存在している汗腺です。人がかく汗のほとんどがこのエクリン腺から発生しています。
エクリン腺からの汗の特徴は3つです。
- 90%以上が水分
- サラサラとした汗
- 無臭に近い状態
アポクリン腺
一方アポクリン腺は、脇の下などカラダの一部にのみ存在している汗腺です。脇や陰部、臍のあたりなどです。
アポクリン腺からの汗の特徴はこちら。
- 70%ほどの水分
- ネバネバとした汗
- たんぱく質
- 脂肪
- 尿素
- アンモニアなど
様々な成分が混ざり合っているため、ネバネバとした汗になっています。
何よりこのエクリン腺とアポクリン腺の大きな違いは水分量。
さらに、アポクリン腺には異臭を放つアンモニアなどが含まれています。
つまり、臭いを抑えるには、アポクリン腺をいかに繁殖させないかがポイントです。
上記した衣類の素材に気を付けましょう!
気になるのは脇汗だけ?
臭いが発生するアポクリン腺は陰部にもあります。
人には言えないけど、ふとした時に「あれ?臭う?」と思うこと、ありませんか?
汗をかくと、陰部も臭います。
下着もやっぱり天然素材のものを着用するといいでしょう。
化学繊維の下着は陰部が蒸れて、ニオイだけでなく、かぶれや病気の原因にもなります。
陰部は非常に繊細です。
天然素材を使用した、ゴムの入っていない、締め付けないショーツなどがオススメです。
下着によってカラダを締め付けることは、血液もうまく行き渡りません。そうなると、臭いも一点集中してしまいます。
カラダに直接触れる下着には最も気を使っていきましょう。
シーピースでは、素材や機能、こだわりぬいた下着を企画・販売しております☆
ぜひご覧ください♪
⇒シーピースのこだわり
まとめ
いかがでしたか?
化学繊維は臭いを蓄積させるため、とても気になりますよね。
天然素材の衣類は汗も臭いも服に吸着してくれます。
蒸れることなく、菌が繁殖することなく日常生活に支障をきたさない、そんな天然素材を着用して、ストレスフリーのライフスタイルを送ってくださいね♪