こんにちは。新しく時々ブログをかかせていただくことになりましたSAEです。よろしくお願いいたします。
本日はお茶についてお話させていただきたいと思います。
私がお茶に興味を持ったのはロンドンに少しだけ住んでいるとき。何かイギリスらしいことをしたいと思い、イギリス人のご主人とご結婚された日本人の方の紅茶教室に通うことになりました。日本で本も出版されている有名な先生で、お茶の秘話なども教えていただき、とっても楽しかったんです。そこからお茶にはまってしまいました。。。(笑)
紅茶の話はまた次回にして。。。本日はほうじ茶のお話。
さて前置きが長くなりましたが、さっそく本題に入りましょう。
様々なお茶の種類。ほうじ茶の特徴とは?
お茶には緑茶、紅茶、中国茶など。。。たくさんの種類がありますよね?これらの茶葉はもともとは同じ茶葉から出来ているとご存じでしたか?使用品種は違いますが、どれも同じ「茶」という樹種です。製法の違いによって、色々なお茶になります。
- ほうじ茶は煎茶や番茶などを強火で焙じて作られたものになります。1920年代に京都において誕生したと言われています。
リラックス効果のある香りが特徴で、さっぱりと飲みやすいですよね。
私は今からの時期にぴったりなほうじ茶アイスが好きです。
ほうじ茶の効能
緑茶に含まれているリラックス作用のあるテアニンは、高温で焙じることにより100分の1にまで減少しますが、飲んだ時のリラックス効果はほぼ変わらないそうです。
それはなぜか。
高温で焙じるときにできる香ばしい香りはピラジンという成分によるものです。ほうじ茶独特のあの香りですね。
- ピラジンには、脳をリラックスさせたり血流を良くしたりする作用があるようです。
もともとお茶には300種類以上の香り成分が含まれており、あまりに複雑すぎるのでお茶の香りを人工的に作り出すのは不可能とされています。
残念ながら、たくさんもの香り成分は糖とくっついており、茶葉の中に閉じ込められている状態なのですが、じわじわと過熱することにより、香り成分は糖と離れて外に出られるようになります。
そして生まれるのが、あのほうじ茶の香りです。
また、高温で焙じるとカフェインやカテキンも大幅に減少するので、苦みも抑えられ、とても飲みやすくさっぱりとしているお茶です。 京都の高級料亭では、お食事の途中に出されることもあるようですよ。
美味しいほうじ茶の淹れ方のコツ
どんなに良いお茶でも、淹れ方を間違えてしまうと効果や美味しさは半減してしまいます。
美味しいお茶の淹れ方のポイントはお湯の温度、抽出時間です。これらが最適でないと、香りが引き出されなかったり、苦みが出たりしてしまいます。
ほうじ茶の正しい淹れ方のポイントを押さえて美味しくいただきましょう。
茶葉の量…2人分(約8g)※ティースプーンに約4杯
お湯の温度…95度から100度
抽出時間…約30秒
ほうじ茶は焙煎することにより茶葉が大きく開いています。なるべく大きめの急須で、たっぷりの量で淹れるほうが美味しいです。そして高い位置からお湯を勢いよく注ぎ、しっかり茶葉を泳がせてジャンピングさせ、美味しさを引き出させましょう。
抽出時間を過ぎた後、茶葉をそのままにしていると苦みや雑味がでます。出来れば30秒経った後は違う急須に移し、茶葉を取り除いてあげることで、2杯目も美味しくいただけます。
とても簡単ですよね。いつものティータイムもほうじ茶にすることで、新鮮な気持ちになれると思いますよ♪
ほうじ茶ベースの薬膳茶を飲んで、安らぎのある生活を 。
当店では、ほうじ茶ベースの薬膳茶も販売しております。
薬膳インストラクターでもあり、薬膳カフェ 「巡りごはん いろは」のオーナーでもある鍋谷 充子さんと共同開発したお茶です。
ほうじ茶ベースだけでなく、全部で4種類のお茶があるのでお悩みに合わせて選んでみてくださいね。
暑い夏こそ、お茶のパワーで乗り切りましょう♪