この時期になると、毎年ニュースになるのがインフルエンザの流行について。
何型が猛威を振るっているとか、どの地域で蔓延しているとか、毎日のように耳するようになりますね。ママ友さん同士で、どこの病院で予防接種を受けるかなど情報交換される方もおられるのではないでしょうか。
しかしながら、色々な対策をしていても、何かの拍子でかかってしまうインフルエンザ・・・
今回は、皆さまのインフルエンザ対策の参考になればと思い、我が家のインフルエンザの実体験レポと、その時にした対策をご紹介してみます。
小学校低学年息子がインフルエンザに!
遠い記憶を辿ってみると、我が家にも過去に何度か、インフルエンザが襲来したことがありました。
その中でも特に記憶に残っているのが、当時、小学校低学年だった息子がもらって来た、インフルエンザB型。
小学校が電車通学ということもあり、予防接種も受け、帰宅後の手洗い・うがいには力を入れていたはずでしたが、かかってしまいました(>_<)
それだけ、世の中にウイルスが蔓延しているということなのかもしれませんね・・・
突然の高熱に慌てふためく
インフルエンザの特徴といえば、何といって驚くほどの高熱が出るということです。これが、普通の風邪と見分ける手掛かりにもなるのですが、それにしても高熱です。息子の場合は、「ちょっと具合悪そうだな。」と思った途端に、体温計が40~41℃をはじき出しました・・・!
慌てて病院で検査をしてもらい(といっても、発熱から少し時間が経たないと判定できないようですが)、インフルエンザ用の薬を処方してもらい、安静にすることに。確かその時はリレンザだったと思います。一人っ子なので、他の兄弟にうつるという心配はありませんでしたが、兄弟がいるお家では、他の子に移ってしまわないか気をもみますよね。お部屋を別にして、一時的に接触を少なくするお家が多いように思います。
うなされたり徘徊したりで目が離せない
お子さんによって、発熱する時にぐったりする子、意外に元気な子など、個人差がありますよね。
息子は意外に元気なタイプでしたが、高熱を出すと、インフルエンザの薬を飲む飲まないに関わらず、突然布団から起き出して、そこら辺を突然歩き回ることがありました。いわゆる異常行動というものかもしれません。最初は「おおお・・・どうしたんや!?」となりましたが、周りのママ友さんに聞いてみると、そういった子はわりといるようです。
ただ、本人が夢うつつの中、突然やみくもに歩き出すのでとても危ないです(>_<)
しかも、インフルエンザになった時は、普段飲まない薬を服用するため、ますます心配でした。
対策としては、とにかく目を離さないことを徹底しました。念のため窓にはカギをかけ、同じ部屋で様子を見ていました。高熱が出ている期間だけなので、1~2日くらいでしょうか。しかし、一日に2回くらいは起き出して歩こうとしたので、即座にたしなめて布団に戻しました。
ちなみに寝ている時、うわごとのように何かモグモグと話していましたが、それはそっとスルーしました(笑)
家族の予定がキャンセルに
家族の体調と予定と、どちらを優先するかと言えば、当然体調にはなるのですが、楽しみにしていた行事などに参加できなくなってしまうと、本人もがっかりしてしまいますよね。
インフルエンザが流行る時期は、クリスマスや忘年会など、イベントごとが満載。それと同時に、この時期は受験の追い込み時期でもあります。受験生がいるお家のママはとってもナーバスになっているので、体調が悪い時は接触を避けた方が無難です。
ちなみに、我が家の場合は、私がとある資格試験を受験する予定でしたが、息子がインフルエンザになって家を空けることができなかったため、結局、受験を見送ることになってしまいました。誰の責任でもありませんが、やはり、やるせなさは残ります(;´Д`)
驚くほどの高熱に慌てふためく。
高熱でうなされたり、突然動き回ったりしたので目が離せない。
予定がキャンセルになった。
(あくまでの我が家の体験談です。)
インフルエンザの予防策は?予防する薬はあるの?
本人や家族がしんどい思いをしないためにも予防が大切なインフルエンザ。
みなさんもご存知かもしれませんが、もう一度インフルエンザの予防についておさらいしてみましょう。
とにかく手洗い・うがい
子供の頃から言われている手洗い・うがいは、様々な病気から自分を守るための基本中の基本でもあります。
家に帰った時は、必ず行うようにしましょう。この時期に限らず習慣にしてしまえば、苦にもなりません。お気に入りの香りのハンドソープを用意すると、毎回手を洗うのがちょっと楽しみになりますよ♪
飛沫感染を防ぐためのマスク
最近では、電車の中やオフィスでも咳エチケットが浸透してきたため、マスクをしている人が多くなりました。
マスクは、自分が病気になった時に周りの人にうつさないためと、周りの人から病気をもらわないための二通りの使い方があります。鼻からアゴまでを、隙間なく覆うことで効果が発揮されますので、正しくつけましょう。
インフルエンザの予防薬
病院によっては、インフルエンザの予防投与というものも受けられるようです。ただ、高齢者であるとか、慢性的な持病があって、インフルエンザにかかると重症になりやすいなどの一定の基準を満たす必要はあるとのこと。
それ以外の理由、例えば、絶対に仕事が休めないから、受験生だから、という理由の場合は、「適応外処方」ということでお医者さんに相談して判断を仰ぐことになります。メリットとデメリットを合わせて検討し、納得の上で処方してもらいましょう。
こまめに手洗い・うがいそする
飛沫感染を防ぐためのマスクを着用する
インフルエンザの予防薬を検討する
これだけ紹介しておいた後に言うのもなんですが、インフルエンザにかかる時にはかかります。
しかし、我が家の体験を通して感じたのは、対策をしているのとしていないのでは、かかった時の程度に差が出てくるのではないか、ということ。予防接種については賛否両論ありますが、個人的には予防接種をしていたおかげで、そこまで重症化しなかったのではないかと思っています。
ご家庭での方針はそれぞれあると思いますが、自分はもちろん、周りの人にうつして感染を拡大させることがないように、気を付けたいものですね。