デリケートゾーンのかゆみの原因と対処法

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デリケートゾーンのかゆみについては、こちらのブログでも何度か取り上げていると思いますが(例えばこちら)、とっても大切なことなので、定期的に取り上げるようにしています。デリケートゾーンのお悩みって、ご家族やお友達の間では話題になりにくいかもしれませんよね。でも、デリケートゾーンのかゆみで悩んでいる人は意外に多いようです。人に相談しにくい分、「これって病気なの!?」と、不安になるかもしれませんが、まずは落ち着いて。デリケートゾーンのかゆみの原因を突き止め、正しく対処することが大切です。

今回は、そんなデリケートゾーンのかゆみの原因とその対処法についてご紹介いたします!

今回は、デリケートゾーンのかゆみの原因とその対処法についてご紹介いたします!

デリケートゾーンのかゆみの原因を突き止めよう

ある日突然(もしくは、ここ数日何となく)、デリケートゾーンにかゆみを感じるようになった・・・そんな時に思い出して欲しいことを、いくつか説明しておきます。かゆくなるまでに、思い当たるフシがなかったか、確認してみてください(*´ω`)

デリケートゾーンのかゆみの原因は「かぶれ」と「感染症」

デリケートゾーンのかゆみの原因は、大きく分けると「かぶれによるもの」と「感染症によるもの」の二つに分かれています。デリケートゾーンは、常に下着+ズボンなどで覆われているので通気性が悪く、蒸れやすい部分でもあります。また、構造的に汗や汚れが溜まりやすい場所でもあるため、かぶれやすく、細菌や真菌(カビ)などが増殖しやすいのです。

デリケートゾーンのかゆみの原因

デリケートゾーンのかゆみの原因には、かぶれ、感染症の二つがあります。

以下に、デリケートゾーンのかゆみの原因の主な例を挙げておきます。かぶれによるものか、感染症によるものかで、次の段落でご説明する対処法も変わってきます。判断する際の参考にしてみてくださいね。

・下着と接触することによって起こるかゆみ(かぶれ)

下着が皮膚に接触することが刺激となって、かゆみを感じる場合です。ポリエステルなどの化学繊維でできている下着の場合は摩擦が起こりやすく、汗をかくと蒸れやすい傾向があるため、かぶれやすくかゆみを感じることがあります。

・生理用ナプキン&経血の蒸れによるかゆみ(かぶれ)

紙ナプキンに使われている合成繊維は、速乾性は高いけれど、吸水性と通気性が低いので、蒸れやすい素材でもあります。

使い捨ての生理用ナプキンの多くは、石油を原料とする合成繊維でできています。この合成繊維は、速乾性は高いけれど、吸水性と通気性が低いので、蒸れやすい素材でもあります。そのため、経血を含むとさらに蒸れやすくなり、それがデリケートゾーンに密着することでかゆみを感じることがあります。

・カンジダ症によるかゆみ(感染症)

カンジダという真菌(カビ)が引き起こす感染症です。感染経路は、性行為に限らず、いつ感染したか不明な場合がほとんどです。人の体の中に常在菌としていることの多い菌ですが、免疫力が低下した時などに増殖して発症します。症状としては、強いかゆみやヒリヒリとした痛み、おりものが白くカッテージチーズ状になる、などがあります。製薬会社のデータによると、女性の約20%が経験しているとも言われています。

POINT

デリケートゾーンの痒みの原因の例
・下着との接触 (かぶれ)
・生理用ナプキン&経血の蒸れ (かぶれ)
・カンジダ症 (感染症)

上記の原因は、一例です。デリケートゾーンに痒みを伴う感染症は他にもあります(膣トリコモナス症、いんきんたむしなど)。感染症の場合は、性行為で相手に感染させてしまうこともあるので、心配な時は病院で診察してもらいましょう。

デリケートゾーンのかゆみの対処法は?

デリケートゾーンの痒みの原因に対処するには、その原因に合った方法をとる必要があります。今回は、上で書いた原因だった場合の対処法を順にご紹介いたします。

かゆみの原因を「取り除く」か「治療する」

かゆみの原因は、大きく二つの理由があるとお伝えしましたが、それに対処する方法も、原因を「取り除く」と「治療する」の二つだと言えます。体的な事例も含めて、以下にご紹介しておきます(*´ω`)

・下着によるかゆみの場合は素材を厳選する

デリケートゾーンの痒みの原因が下着の場合は、素材をコットンやシルクなど、お肌に優しいものに変更してみましょう。シーピースのふんどしパンツ[もっこふんどし]はコットン100%。日本製のダブルガーゼを使用しています。通気性もバッチリなので、蒸れずに気持ちよく過ごせます。

シーピースのふんどしパンツ[もっこふんどし]はコットン100%。日本製のダブルガーゼを使用しています。

生理用ナプキン&経血の蒸れには布ナプキンがおすすめ

使い捨ての生理用ナプキンが蒸れやすいというのは上でもご説明しました。原料が石油というのもビックリですが、やっぱり便利だから使ってしまいますよね・・・ただ、生理中のデリケートゾーンの痒みがひどい場合は、試しに布ナプキンを使ってみて、「本当に原因が使い捨てナプキンなのか」を確かめておくのも良いかと思います。シーピースの布ナプキンは、デリケートゾーンに触れる部分に播州織ダブルガーゼを使用しているので、とっても優しいつけ心地。天然繊維なので、適度に水分が蒸発され、使い捨てのナプキンよりも蒸れにくくなっています。

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カンジダ症によるかゆみは病院へ(感染症)

デリケートゾーンのかゆみの原因がカンジダ症の場合は、病院で治療してもらうことになります。レディースクリニック(産婦人科)などで診察してもらいましょう。症状を伝えると、検査をしてもらえるはずです。カンジダ症であれば、通院であれば膣洗浄と薬の注入、自宅で塗り薬の塗布などを行います。真菌の増殖を抑えるためにも、下着は通気性が良いものを。鼠経部に締め付けがないふんどしパンツは、空気がこもらないからおすすめです。

カンジダ対策の下着は、通気性が良いものを。鼠経部に締め付けがないふんどしパンツは、空気がこもらないからおすすめです。
POINT

デリケートゾーンのかゆみの対処法
・下着の素材をコットンやシルクなどの天然繊維にする。
・生理用ナプキンを布ナプキンに変えてみる。
・カンジダ症によるかゆみは病院へ。

デリケートゾーンのかゆみの原因にも何種類かあることがお分かりいただけたと思います。大切なのは、自分のかゆみの原因を知り、正しく対処すること・・・!今回ご紹介した例を参考にしていただければ幸いです。かゆみが長引く時や感染症の症状がある時は、早めに病院に行ってくださいね。

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