突然ですが、皆さんは衣類やシーツなどに使われる素材、「麻 (リネン )」のこと、どれくらいご存知でしょうか?
日本にも古くからあり、私達にも身近な素材ではありますが、調べてみると、意外に知らないことが多いことに気づきました。
今回は、新商品[Rineco~リネコ~]が発売されたことにちなんで、リネンの特徴とその魅力についてご紹介してみたいと思います。
リネンとヘンプは同じもの?もっと知りたい「麻」について
麻素材のバッグやブレスレットの素材になるヘンプコード(麻ひも)など、「麻」と聞くと、ざっくりとした質感をイメージする方も多いと思います。それをふんどしパンツに?と考えると不思議なように思いますが、実は、麻にもいろいろな種類があるのです。今回は、そんな麻の種類もご紹介してみたいと思います。
麻には色々な種類がある
麻の種類でよく知られたものは、麻袋やカーペットなどに加工されるジュート(黄麻)、工業用のロープやブレスレットなどの素材となるヘンプ(大麻)、ロープ、木材パルプの代替資源としても使用されるケナフ(洋麻)、といったものでしょうか。
これら以外に、衣類に使われるリネン(亜麻)と、ラミー(苧麻:ちょま)、他、数種類の麻があります。それらの中でも、衣類などに「麻」という品質表示ができるのは、リネン(亜麻)と、ラミー(苧麻:ちょま)の2種類だけだそうです。
リネンの歴史
今回の主役でもあるリネンですが、前述の通り、和名は「亜麻」、フランス語では「リンネル」と言われるもので、フラックスという植物が原料です。リネンの発祥は紀元前8,000年頃と言われ、エジプトではミイラを巻くための布としても使われました。古代ギリシャや古代ローマでは、貴婦人の間で純白のリネンが珍重されたそうです。その後、中世のヨーロッパでテーブルリネンやベッドリネン、高級下着や衣類として活用する文化が深く根付きました。
リネンの魅力
リネンの魅力は沢山ありますが、魅力はその肌触りでしょう。ジュートやヘンプに比べ、リネンはさらりと柔らかい肌触りで、絹のような光沢があります。リネンの繊維の中には、ペクチンという多糖類が含まれており、これが毛羽立ちを抑え、汚れを染みにくくしていると言われています。
また、吸水性が良く速乾性があるため菌が繁殖しにくいのも特長です。丈夫な素材で繰り返して洗濯できるため、夏場の汗をかく時期におすすめの素材でもあります(*´ω`)
繰り返し使うほど、洗うほどに柔らかくなり、着る人の体になじんでくるのも魅力です。
リネンの魅力
・肌触りが良く光沢がある。
・汚れにくい。
・吸水性が高い。
・丈夫で洗濯がしやすくお手入れがしやすい。
・使うほどに体になじんでくる。
麻の魅力を詰め込んだもっこふんどし[Rineco~リネコ~]
そんなリネンの魅力を楽しめるのが、先日、新登場したばかりのもっこふんどし[Rineco~リネコ~]です。
素材には、リネンとコットンを混紡した上質なダブルガーゼを使用。夏は汗をかいてもサラサラで涼しく、冬は暖かい空気をため込んで保温してくれます。 近くで見ると、リネンの風合いを感じられる生地になっていますよ。
お尻をしっかりと包み込んでくれる、まるっとしたデザインと、どことなく和を感じさせるカラーが絶妙のバランスです。フロント部分がフラットになっているので、よりショーツに近い形になっていて、着用したシルエットも可愛いですよ☆彡
新発売の[Rineco~リネコ~]を、ぜひチェックしてみてくださいね♪