知っておいてソンはない!ふんどしパンツ用語辞典~あーさ編~

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今回は、ちょっと雰囲気を変えまして知っておくと分かりやすい、ふんどしパンツの説明などでよく使われる用語を、シーピース視点でまとめてみました。すでに知ってるよ!という方もそうでない方も、一度チェックしてみてくださいね♪
今回はあ行からさ行までご紹介してみます。

今回は、知っておくと分かりやすい、ふんどしパンツの説明などでよく使われる用語を、シーピース視点でまとめてみました。

あ行

麻(あさ)

麻(あさ)は、広い意味では、植物の表皮の内側にある柔繊維や、葉・茎から採れる繊維の総称のことを言い、狭い意味では、日本名を「アサ」とする植物やその繊維のことを言います。
麻の種類には、麻袋やカーペットの原料となるジュート(黄麻)、工業用ロープやアクセサリー素材となるヘンプ(大麻)、ロープや木材パルプの代替資源となるケナフ(洋麻)、衣類などに使われるリネン(亜麻)と、ラミー(苧麻:ちょま)など色々ありますが、特に、亜麻(あま)を原料とする織物のリネンは、中世のヨーロッパでテーブルリネンやベッドリネン、高級下着や衣類として活用されてきました。柔らかな肌触りと吸水性・速乾性に優れているのが特長で、新商品のもっこふんどし[Rineco~リネコ~]に使用されています。

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繊維製品において「麻」という品質表示ができるのは、リネン(亜麻)と、ラミー(苧麻:ちょま)の2種類だけとなっています。

越中ふんどし(えっちゅうふんどし)

越中ふんどし(えっちゅうふんどし)は、前面に長方形の布を垂らすスタイルの日本の伝統的な下着で、広げるとアルファベットのTのような形をしているのが特徴です。名前の由来は定かではありませんが、越中富山の薬売りの景品だったことから普及したという説や、越中守だった細川忠興が考案したからという説、大阪の越中という遊女が考案したからという説などがあります。

江戸時代にはすでに存在していたとされますが、本格的に普及したのは明治時代の末期と言われています。徴兵令が制定され、軍隊が支給して使用を義務付けたことが大きな理由で、大正期から太平洋戦争が終わる頃までの日本人成年男子の下着として一般的に着用されていました。

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終戦後は日本人の洋装化が進み、ブリーフやトランクスが普及したため着用する人は大幅に減少しました。しかし、最近になって、その快適性が再認識され、リラックスウエアとして、また体のお悩みを解消する下着として注目されています。

か行

化学繊維(かがくせんい)

化学繊維(かがくせんい)とは、石油などから製造される繊維の総称です。化学的な合成と加工を経て作られた人工的な繊維のことであり、よく似た言葉である合成繊維も化学繊維の中に含まれます。人工的に作られるため、吸水性や速乾性、ストレッチ性や紫外線カットなど、さまざまな機能を目的に応じて持たせることができます。大量生産できるため安価で、しわになりにくい、型崩れしにくいなど扱いやすいものが多いのがメリットですが、静電気が起こりやすい、お肌が敏感な人はかゆくなったり、湿疹ができたりする、といったデメリットが生じることもあります。

化学繊維は安価で、扱いやすいものが多いのがメリットですが、静電気が起こりやすい、お肌が敏感な人はかゆくなったり、湿疹ができたりする、といったデメリットがあります。

カンジダ(かんじだ)

カンジダ(かんじだ)とは、真菌(かび)による感染症のひとつです。カンジダは人の体に常在する菌ですが、疲労やストレスなどで抵抗力が落ちると増殖して発症しやすくなります。口の中や食道粘膜、陰部、膣などで発症しやすく、特に膣カンジダは、女性の約20%が経験するとも言われています。膣カンジダの典型的な症状は、外陰部のかゆみと、カッテージチーズのような白くポロポロとしたおりもの、膣が熱っぽくヒリヒリする、外陰が赤くはれる、発疹ができる、などがあります。

治療は抗真菌薬クリームや飲み薬が一般的です。湿った部位に発症しやすく、また再発しやすい病気なので、予防策として、締め付けが少なく、通気性の良い下着をすすめられる場合があります。

カンジダの予防策として、締め付けが少なく、通気性の良い下着をすすめられる場合があります。締め付けずに通気性が良いふんどしパンツはおすすめ。

さ行

シルク(しるく)

シルク(しるく)は絹とも言い、カイコの繭からとれる天然繊維のひとつです。滑らかな質感と高級感のある光沢を持ち、古くから衣類の材料として用いられてきました。その歴史は、紀元前3000年頃(一説では紀元前6000年頃)の中国で始まったと言われています。そこからシルクロードを渡ってインドやペルシア地方に輸出され、古代ローマでは上流階級が好んで衣服に使用していました。

シルク繊維は、約20種類のアミノ酸が結合したたんぱく質繊維でできています。それが、人間の肌ととても近い成分のため、化学繊維が引き起こすトラブル(かゆみ、湿疹、乾燥など)が起こりにくく、お肌に優しいと言われています。また、繊維の間にたくさんの空気を含むことができる構造のため、快適な温度を保ってくれる働きがあります。さらに吸湿性・放湿性・保温性に優れているので、天然のエアコンのように、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができます。

シルクは人間の肌の成分に近いためかゆみや湿疹などのトラブルが起こりにくい天然素材です。

シルク製品のお手入れ方法は、中性洗剤で手洗い、直射日光を避けて陰干し、というのが基本です。ただ、製品によって、若干の違いがありますので、お洗濯の際には、必ず洗濯表示タグを確認するようにしましょう。

生理痛(せいりつう)

生理痛(せいりつう)は月経痛(げっけいつう)とも言い、女性が生理期間中に感じる下腹部痛や腹痛のこと。
女性の体は約28日周期で、妊娠に備えて子宮内膜を厚くしては排出するという過程を繰り返しています。
妊娠しなかった場合は、役目を終えた子宮内膜が血液とともに体外に排出されますが、この時に分泌されるプロスタグランジンという痛みのもとが子宮を収縮させることで起こる、下腹部やお腹の痛みのことを生理痛と言います。

生理の時に、プロスタグランジンという痛みのもとが子宮を収縮させることで起こる、下腹部やお腹の痛みのことを生理痛と言います。

生理痛の程度には個人差がありますが、中には、会社や学校に行けないほどひどい人もいます。下腹部痛の他に、腰痛や頭痛、吐き気やめまいといった全身症状を伴う場合もあり、「月経困難症」と言われ、その中でさらに病気が原因であるものとそうでないものに分けられます。

病気が原因の場合は、その治療をすることになりますが、それ以外の場合は、痛み止めの薬を飲む、安静にするなど、セルフケアによる痛みの緩和が中心になります。血行が悪くなって体がむくみやすくなっているため、腰の周りを温めるのもおすすめです。また、鼠経部の締め付けがむくみをひどくしている場合があるので、締め付けのない下着を試してみるのもよいでしょう。

POINT

今回紹介した単語

・麻(あさ)
・越中ふんどし(えっちゅうふんどし)
・化学繊維(かがくせんい)
・カンジダ(かんじだ)
・シルク(しるく)
・生理痛(せいりつう)

今回は、ほんの少ししかご紹介できませんでしたが、今後も他の行やパート2、3など、色々な用語をご紹介していきたいと思います!

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