和晒(わざらし)ってなに?

「和晒」って聞いたことありますか?

織りあがったばかりの木綿には、天然繊維であるため油分や綿カス、糊などの不純物が付着した状態です。その不純物を落とす工程を一般に晒と呼びます。

和晒とは、生地をじっくり炊いて自然乾燥させることで木綿本来の風合いを引き出す 大阪『堺』 の伝統技術です。
その工程は驚くほど丁寧。
時間はかかるけど、かけた時間の分だけ生地は風合いを増し、素材の良さが最大限に引き出されます。

「角野晒染工場」は 大阪『堺』の石津川沿いに並ぶ江戸時代から続く和晒工場のひとつ。いまも変わらず『釜』で炊く晒加工を行っています。
先日、工場を見学させて頂きました♪

和晒は、木綿の生地を3〜4日間釜にいれた状態で煮られながら精練、水洗いで洗浄、と次々工程を重ねていきます。 丁寧な工程な為、生地に無理な圧力がかからずに、仕上がった繊維の断面は潰れず円形を保っているそうです。
この円形の繊維が、優しくて柔らかいふんわりとした肌触りを生み出し、木綿本来の風合いを最大限引き出すのです。

和晒の工程。

こちらが窯の中の様子。
上からのぞくにはあまりにも高い位置にあるので、画像はお借りしています。
この中で織りたての木綿がぐつぐつと煮られています。

これが煮あがった木綿です。
この後「遠心脱水機」で丁寧に脱水が行われます。
職人さんが手際よく窯から生地を移動させていました。 水を含んで見るからに重そうでした(゜.゜)

生地を良く見ると、小さな毛羽(けば)があるのが分かります。
和晒は、織りあがったそのままの生地を使用するため、生地本来の毛羽がそのまま残るそうです。短時間で強い圧力をかけながら行われる「洋晒」では、この毛羽はなくなってしまうんだそう。

この毛羽と、繊維にストレスをかけない和晒の製法が、生地そのものに高い吸水性・通気性・保温性を与え、心地よい風合いを実現しているんですね。

日常になじみの深い「綿素材」。
本来の生地の表情って、こんなにも風合いが豊かで優しいんだと、とても勉強になりました!

染色も自社で。

「角野晒染工場」 さんでは、「染色」も自社で行っています。
写真は「ロール捺染」という染色の工法に使用される国内でも数少ない貴重な機械。
「捺染」というのは、染色したい場所に糊を混ぜた染料を金型でのせ、捺し染める技法です。柄や色彩を緻密に表現できるのが特徴です。

他にも「シルクスクリーンプリント」など、色々な工法で丁寧に色付けされていく生地たち。
仕上がった生地はなんともノスタルジック。
最後の工程までとにかく丁寧で、驚きました。
風合いを損なうどころか最大限に引き出された木綿たち。

最高に気持ちいい、「和晒」のパジャマ。

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和晒ガーゼパジャマ『panema』

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今回シーピースで取り扱うことになったのは、和晒を使用したパジャマ。
こちらは 袖を通すと赤ちゃんの産着のような柔らかい感触の『panema』。
肌触りの優しさは、和晒仕上げならではです。

デザインは、おしゃれなカシュクールタイプで、ゆったりとしたシルエットを描くAラインになっています。前身頃が打ち合わせになっているので、お腹周りがはだけにくいですし、吸水性も良いので、 おやすみの時も快適です。

仕事や家事で忙しい女性たちに「お風呂上りに袖を通す楽しみと、心地よさをお届けしたい」という思いが込められています。現代人のテーマでもある、快眠やリラックスに。また、誕生日や母の日、出産祝いなど、幅広いシーンで展開できるアイテムです。

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「優柔〜yu-ju〜」和晒ドビー織パジャマ

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こちらは「優柔〜yu-ju〜」シリーズより「和晒ドビー織」のパジャマ。

優柔の和晒生地は、シャトル織機という非常に低速な織機で糸を織り30時間以上ゆっくりと時間をかけ「晒」「染」という工程を経て出来上がります。
ゆっくり・じっくりと時間をかけた分、優しく柔らかいとても着心地のよい生地に仕上がるのが特徴です。

男女兼用でお使い頂けるのと、 季節を問わず ご愛用頂けること、 生地自体がかさばらず、性質上コンパクトに収納できること、日常や旅行など活用のシーンが幅広いのが嬉しいパジャマです♪

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「優柔〜yu-ju〜」和晒いろは織パジャマ

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こちらは「優柔〜yu-ju〜」シリーズより「和晒いろは織」のパジャマ。

縦糸にランダムで先染めの色糸を使用することで、生地の色調に変化を持たせた 高級感のあるパジャマです。
こちらも男女兼用(*^^*)

シーピースでは、ふんどしパンツとあわせて使えるような、本当に心地が良くてリラックスできるパジャマをインナーと一緒にご提案したい、と兼ねてから思っていました。
今回、この思いがやっと実現に至ったわけです。
是非、日本の伝統技法による最高のパジャマを体感してみてください。

おまけ。

大阪『堺』 といえば、古墳!が有名なんですよ\(^o^)/
せっかくなのでちらっと(正面だけですが)見てきました♪
上から見ないと前方後円墳のあの形は分からないけど、横からみるだけでもその規模の大きさはよくわかります。
あ~いつか上から見てみたい!(笑)

ねこちゃんが日陰でお昼寝していました♪

★おわり★