清潔にしていても溜まってしまう?ショーツに潜む菌の原因と対策

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「ショーツには最大で約1万個もの菌が潜んでいる」といわれているのをご存知でしょうか。衣類の中でも特に身体に密着しているショーツには菌が溜まりやすく、洗濯しただけでは取れないため、決して清潔にしているから大丈夫というわけではありません。少しでも菌が溜まるのを防ぐには、ショーツの素材や構造を見直すことが大切です。知らないうちに菌が溜まりやすいショーツを選んでいないかチェックして、ぜひ今後のショーツ選びの参考にしてみてください。

ショーツの菌は”湿気”や”静電気”が原因

ショーツに菌が溜まる原因は、デリケートゾーンに湿気がこもりやすいことにあります。デリケートゾーンは常に下着で覆われているため、特に通気性が悪く汗をかきやすいパート。菌は高温多湿の環境で繁殖するため、24時間人肌に密着しているショーツは特に溜まりやすくなっています。

また、静電気によって菌を引き寄せることもあります。静電気というと、ダウンジャケットなど冬物の衣類を着脱する時に発生するイメージが強いですが、ショーツにも素材によって静電気を帯びやすいものがあります。

これらの原因で蓄積したショーツの菌は一般的な洗濯洗剤では落とすことができず、洗濯機の中の他の衣類に付着してしまう恐れもあります。

「お風呂上りは清潔」は勘違い?

お風呂上がりに洗いたてのショーツを履くことは、最も清潔な状態に思えるかもしれません。ですが、熱を持った身体は汗をかきやすくなっているため、すぐにショーツを履くと湿気が溜まり菌が繁殖してしまいます。

特に縫い目や生地が重なっているところは蒸れやすく、夏など湿気の多い時期には汗が引くまで時間がかかるため要注意です。

化学繊維のショーツは静電気が溜まりやすい

ショーツには、一般的に多く使われるポリエステルなどの化学繊維と、コットンやシルクなどの天然繊維がありますが、中でも化学繊維のショーツは静電気が溜まりやすくなります。

静電気はプラスに帯電しやすい素材とマイナスに帯電しやすい素材が重なることによって発生するため、一概に化学繊維だけが起こりやすいとはいえませんが、適度に水分を含んだ天然繊維に比べ、化学繊維を使ったショーツは静電気が逃げにくく溜まりやすいといえます。

ショーツに菌が溜まるとどうなる?

ショーツに溜まった菌は見えないため認識しづらいですが、多くの女性を悩ませるデリケートゾーンのかゆみや臭いなどを引き起こしている可能性もあります。

女性のデリケートゾーンはおりものや生理中の経血、ナプキンの着用などによって常に蒸れやすくなっていて、ホルモンバランスが乱れるとより敏感になります。

かゆみはストレスや睡眠の質を下げる要因にもなり、放置すると悪化してしまうため、きちんとケアしてあげることが大切です。

ショーツに菌が溜まりにくい習慣作り

できる限り菌を溜めないように、ショーツの選び方や習慣を見直してみましょう。

ポイントは、コットン素材の締め付けないショーツを選ぶこと。コットンは中がマカロニのように空洞になっているため通気性・吸湿性が高く、静電気を帯びにくい素材でもあります。また締め付けの強いショーツは湿気を溜めやすいため、鼠径(そけい)部にゴムを使用していない締め付けフリーのショーツを選ぶようにしてみてください。

その他の対策として、ナイトショーツ習慣を始めるのもおすすめです。就寝時はコップ1杯分の汗をかくといわれていて、パジャマや布団などで何重にも覆われたデリケートゾーンは昼間以上にこもりやすくなります。夜はふんどし型のショーツなど解放感たっぷりの下着を取り入れてみてください。

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